トレンドを知る上で大事な基本的なダウ理論。これだけで勝てないっていう声もありますが、実際に学んで実践してみました。
高値の切り上げ、安値の切り上げよりも、転換シグナルはどこかを把握するのがポイントになりますね。やってみた結果をまとめみました。
ダウ理論について
ダウ理論は、100年以上も前に、アメリカのチャールズ・ダウが考案したチャートの分析理論です。
元々は、株式市場の分析のために考案された理論ですが、現在では株以外のFIAT(法定通貨)でも、このダウ理論をもとに値動きしています。
6つの大原則
ダウ理論には、6つの定義、大原則があります。この6つの原則をもとに動いています。
ダウ理論の英語原文をもとに翻訳してみると、以下の通りです。
- 価格は全ての事象を織り込んでいる
- トレンドには短期、中期、長期の3種類がある
- 主要トレンドには3段階(先行期、追従期、利食い期)がある
- 指標は異なる市場で互いに確認し合わなくてはならない
- 出来高は価格やトレンドを確認する
- トレンドは明確な反転シグナルがあるまで持続する
英語の原文
原文は、英語で「Dow theory」で検索すると出てきます。Wikiを見るのが、他の人の主観が入っていないのでオススメです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Dow_theory
トレンド3段階(先行期、追従期、利食い期)
トレンドを判断する、先行期、追従期、利食い期については、短い足から長い足まで頻繁に登場します。
形さえ覚えておけば、どの足でも頻繁に登場します。
エントリーポイント
エントリーポイントについてはいくつかあると思いますが、先行期で入るのは難しいです。
大口の動きは、上げようと思うと、一旦下げてきますし、下げようと思えば、一旦上げてきます。
一旦動いた後の追従期で入るのが一番安全だと思います。
クローズポイント
利益確定のポイントが、一番難しいです。利食い期であるのは、間違いないのですが、放っておくと、すぐにトレンドが転換したりします。
利確までは粘れって、いうけど、実際は粘ると、こんな目にあうこともしばしば。
反転シグナルの例
明確な反転シグナルがあるまで、トレンドは持続するとされています。この明確な反転シグナルとは、何かを把握することが大事です。ざっと挙げると。
- 移動平均線
- 下位の足、上位足の移動平均線
- 前回の高値、安値
- ゾロ目の価格
こんな感じでしょうか。
ダウ理論の実践
実践したところ、そこそこ利益は取れます。
時間軸は5分足で、トレンドが発生したら、その波に乗って、反転シグナルが来たら利確。基本だけでも、以下のような感じになりました。
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