ジャクソンホール会議は、毎年、相場が乱高下して荒れています。過去チャートから動きを考察してみました。
ジャクソンホール会議とは?
ジャクソンホール会議は1945年7月16日から26日にかけてアメリカのニューハンプシャー州ジャクソンホールで開催された重要な国際会議です。この会議は第二次世界大戦終結後の新しい国際秩序を構築するために、アメリカ、イギリス、ソ連の3か国の代表が集まって行われました。
ジャクソンホール会議は第二次世界大戦後の新しい国際秩序形成を主目的とする会議であり、戦後処理や国際連合の設立などの政治・外交問題が中心的な議題でした。
一方、政策金利は各国の中央銀行が自国の経済状況に応じて決定するもので、国際会議の場では通常議論される事項ではありません。
したがって、ジャクソンホール会議では政策金利に関する具体的な言及はなく、むしろ国際政治や外交の分野に集中した会議であったと考えられます。政策金利はその時々の経済状況に応じて各国が自主的に決定する事項であるため、国際会議で定められる性質のものではないと言えます。
パウエル議長の発言も重要
FRBのパウエル議長の発言は、ドル円相場に大きな影響を与えることがあります。
パウエル議長が米国の金融政策に関して急速な金利引き上げなどのタカ派的な発言をした場合、ドルが買われ円が売られる流れが強まり、ドル高円安になります。逆に、金融緩和的な発言をした場合は、ドル売り円買いが優勢となりドル安円高になりやすいです。
パウエル議長の発言内容次第で、ドル円相場は一時的に乱高下する場面が頻繁に起こります。グローバルな金融市場ではFRBの方針が最も重視されるため、パウエル議長の発言はマーケットに強力な影響力を持っています。
2023年の発言内容
大きな発表はなかったんですよね。それでもドル円には大きな影響力を示しています。
ジャクソンホール会議後の影響
ジャクソンホール会議が始まると、市場は大きく揺れます。それは、過去チャートを見ても、わかります。どちらか一方に動く前に、上下に大きくヒゲをつける傾向が高いです。
過去の2022年のチャート
過去のチャートをみると、まず、75pips近くもドル円が暴落しました。1時間足で、200本の移動平均線で留まりました。
動いたあとに全戻しどころか、260pips以上も、円安になっています。
2023年のチャート
2023年のジャクソンホール会議のドル円の動きをみると、去年と全く同じ動きをしました。
まず、開始後に80pipsほど暴落しました。
しかし、その後は、上に200pips近く跳ねています。デジャヴかな?というくらい、去年と同じ動きでした。
まとめ
このように、ジャクソンホール会議後の値動きは、過去のパターンと今回の値動きをみても、一旦暴落するのは間違いありません。そして、全戻し前提で見ていった方が良いかとおもいます。
だいたいの方は、翌年は忘れるんですよね。市場操作する側は、それを狙っていると思います
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