インジケーターを発売しないかと、ゴゴジャンさんから突然電話があり、現在MT4の逆張り用インジケーターを作成中です。
ゴゴジャンさんからの連絡
ゴゴジャン(GogoJungle)は言わずとしれた、FXでのEAやインジケーター販売のプラットフォームです。有名なFXトレーダーさんも、ここで色々販売しています。
僕のメインブログは「矢野テックの仮想通貨ブログ」なのですが、MT4のEAやインジケーターの開発の過程の記事も、ここにかなり書いていんですね、いつの時点でGogoJungleに登録したか記憶にないのですが、どうやらブログ登録したようで、それでご覧になられたようです。
どういうインジケーターにするか
担当さんと相談の上、最初はEAより、サイン表示するインジケーターの方が良いというアドバイス頂きました。
ゴゴジャンの売れ筋インジケーターを見てみると、逆張りが多いですね。
逆張りの手法研究
いきなりツールを作るのではなくて、まずは研究に時間を当てました。FXについては、そこそこ知識はある方ですが、逆張りはあまりやらないんですよね。
逆張りについて
逆張り戦略とは、一般的な市場のトレンドとは逆方向に売買をすることで利益を狙う戦略で、逆張りインジケーターはこのような逆張り戦略に役立つ指標を表示するツールのことです。逆張りは、オシレーターで判断することが多いのですが、単体では騙しが頻繁に発生するので、やられることが多いんですよね。
オシレーターは2つ以上組み合わせると使える
あれこれ検証してみた結果、オシレーターは組み合わせると、意外と使える事が分かりました。これについては、こちらの記事で詳しくまとめました。PineScriptで仮のEAを作ってバックテストもしてます。
サンプルプログラムを作成
オシレーターは複数を選択可能にするか、固定にするかは迷うところだけど、複数で見る感じにしようかな。とりあえずは、Trading Viewでサクッと作ってみました。
問題点
サンプル作ってみると、あれこれ問題点があることが分かりました。
①設定が難しい
複数のオシレーターを選択式にすると、当たり前なんですが、設定項目が多くなればなるほど、複雑になりますね。売る場合を考えると、初心者さんにはあまりにもハードルが高すぎますね。MACD、ストキャス、CCI、ADKだけでもこんなに複雑に見えてしまいます。
②組み合わせによってはサイン発生しない
オシレーターを組み合わせると勝率が上がるのは、プログラム組んでバックテストで確認したので間違いないのですが、数多く組み合わせると良いかというとそうではないんですよね。
あれもこれも組み合わせると、そもそも、そういう全てを満たす時が訪れなくて、なかなかサインが出ない。
MQL4に落とし込み中
仮組みしたTradingViewのプログラムで、動作的にはまずまず。問題点あれこれあるんですが、組み合わせによっては、良い感じのエントリーポイントを出してくれてるので、ひとまずは、MQL4に落とし込み中です。
追記:テスト状況
複数のオシレーターの売られすぎ、買われすぎがマッチしたら、サイン点灯という感じです。クローズタイミングも点灯するようにしてます。
利益も出てる
上記のチャートはBTC/USDTのチャートです。MT4のインジですが、サインを知らせるだけなので、ビットコインの場合ですと、普通に取引所でもトレードしてもOKです。こんな感じで利益でました。
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